書物としての都市都市としての書物 (1982年)

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感想・レビュー・書評

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  • かなり参考になった。こういう本があるとは思わなかった。書物の持つ可能性を探っています。

    書物を迷宮として読むとは、書物を読書過程において開かれた書物たらしめることである。そのとき、書物の内包する暗黒は、けっして負の暗黒、ぼくらを苦しめる暗黒とはならぬだろう。だがしかし書物は、小説においてもっとも典型的に見られるように、いjつは直線的読書、時間の地平における読書から絶縁することがひどくむつかしい。そして時間とは悲劇の母胎である。・・・―前田愛さんの『文学テキスト入門』p27で引用されていた。

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