naorikuさんの感想
2011年10月31日
戦艦武蔵の機銃員の少年の武蔵が沈むまでの小説。小説仕立てになっているが間違いなく著者が壮絶な体験をした手記であろう。敵飛行機への必死の迎撃の中、無惨な戦友達の死を間近に見ながら戦い抜き、最後は武蔵沈没と共に漂流し、奇跡的に助かった。 寒気がするような迫力で凄絶なシーンばかりだった。