大隈伯昔日譚〈2〉 (1981年) (続日本史籍協会叢書)

著者 :
制作 : 円城寺 清 
  • 東京大学出版会
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  • 後半では、立憲改進党への距離を置き、早稲田の設立を始め、人材の育成に勤しむようになった時期の事が中心となる。
    大隈は、維新元勲の中で飛び抜けた人気を誇った人物であり、多くの人物を愛し育てることに熱心だった。
    同世代の伊藤や山縣や松方は「システム」を残した業績において元勲に値する人物だが、人を育て、その良き部分を全うさせる度量において大隈の比類無き点が(しばしば大仰な、屈託ない自負を持って)語られる。

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著者プロフィール

1838―1922 佐賀藩出身。第8代・第17代内閣総理大臣。2度目の首相をつとめているときに「対華二十一か条の要求」があり、本書が出版された。

「2021年 『大隈重信、中国人を大いに論ず 現代語訳『日支民族性論』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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