アリスの国の殺人 (1981年)

著者 :
  • 大和書房
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)

感想・レビュー・書評

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  •  児童文学の出版社に勤める青年・綿畑克二が夢の世界と現実世界で遭遇する事件を交互に描く。
     夢の世界の事件は『不思議の国のアリス』やマンガのキャラクターが登場するメルヘンチックなもの。
     現実世界の事件はバー「蟻巣」が舞台になっていて、主要の脇キャラ達は平和的にのんびりやっていていい雰囲気なのですが、発生する事件は悲劇的なものです。
     文字の組み方が凝っていて面白い。
     時々挿入されるイラストは、テニエル風でニャロメやヒゲオヤジなども登場する面白いもの。
     
     辻真先さんの作品は構成が凝っていて結末がどうなっていくのかセンス・オブ・ワンダーを感じて面白いのですが、描かれている事件は陰惨なのです。
     神経の弱い私などには殺人も陰惨な事件も起こらない“日常の謎”系の方が合っています。
     
    少年少女・ネタバレ談話室(ネタばらし注意!)
     辻真先『アリスの国の殺人』ネタバレ検討会
      http://sfclub.sblo.jp/article/184523321.html

  • イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/5682471.html)
    日本推理作家協会賞(1982/35回)

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著者プロフィール

1932年3月23日生まれ。愛知県名古屋市出身。愛知県立旭丘高等学校、名古屋大学文学部卒業。日本のアニメ・特撮脚本家、推理冒険作家、漫画原作者、旅行評論家、エッセイスト、デジタルハリウッド大学名誉教授。1981年「アリスの国の殺人」で第35回日本推理作家協会賞受賞。2009年本格ミステリー大賞受賞。本格ミステリ作家クラブ第3代会長。日本アニメ界を黎明期から支えた人物の一人。

「2017年 『義経号、北溟を疾る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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