角川類語新辞典 (1981年)

5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 3
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 昔の類語辞典は、どういう趣旨で類語が集めているのかがよくわかりませんでした。
    装丁もぱっとしないし、買っても、引いたことがありませんでした。
    角川類語辞書が出たときに、衝撃的でした。
    読んだり、見たりするだけでも勉強になる類語辞書。
    しかも、分類もわかりやすく、参考になり、シソーラスという概念を初めて知りました。
    A 自然
    B  人事
    C 文化
    に分類し、
    それぞれをさらに3-4
    A 自然:自然、性状、変動
    B  人事:行動、心情、人物、性向
    C 文化:社会、学芸、物品
    に分類しています。

    この分類自体が、新鮮で、さらに、その配列でいろいろ知りたいことが分かったときの驚きは今でも残っています。

    インタネットの検索では、用語の木としてのシソーラス(類語辞書)は役に立ちます。
    そのため、用語の木の作り方を説明したり、音楽とか、ソフトウェアとかの領域に絞って作ったりしました。

    その際に、いつもお手本としておいていたのがこの類語辞書です。
    仕事場用と、自宅用の2冊をいつも常備しています。

    ps.
    細かい分類名で気に入らないものは、
    気象:天気
    位置:場
    形状:高千
    数量:数
    関連:関係
    労役:労働
    などのように、自分で言い換えて使っています。

全1件中 1 - 1件を表示

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×