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感想・レビュー・書評
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内田百閒は岡山の造り酒屋の御曹司、六高、東大文学部ドイツ語学科に進み、夏目漱石の門下生になる。
黒澤明監督作品、所ジョージ主演『まあだだよ』の先生が内田百閒。『冥途』や『旅順入場式』などの小説の他、本書に代表される随筆に関しては、かの室生犀星をして「随筆を以てしたら天下彼の右に出づる者はあるまい。」と言わしめた百閒は俳号を百鬼園と言い、借金することさえもネタに随筆を書き、千葉にお金を借りに行くのに2等汽車を使い「だから、貧乏くさいことこの上ない、1等じゃなくちゃならない」と、そのやり取りは悲壮感が皆無で芸術の域に達している。
1967年(昭和42年)、日本芸術院会員に推薦されるが固辞、辞退の弁は「イヤダカラ、イヤダ」。まことに変なおじさん、拍手喝采だ。
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