百鬼園随筆 (1980年) (旺文社文庫)

0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 1
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 内田百閒は岡山の造り酒屋の御曹司、六高、東大文学部ドイツ語学科に進み、夏目漱石の門下生になる。
    黒澤明監督作品、所ジョージ主演『まあだだよ』の先生が内田百閒。『冥途』や『旅順入場式』などの小説の他、本書に代表される随筆に関しては、かの室生犀星をして「随筆を以てしたら天下彼の右に出づる者はあるまい。」と言わしめた百閒は俳号を百鬼園と言い、借金することさえもネタに随筆を書き、千葉にお金を借りに行くのに2等汽車を使い「だから、貧乏くさいことこの上ない、1等じゃなくちゃならない」と、そのやり取りは悲壮感が皆無で芸術の域に達している。
    1967年(昭和42年)、日本芸術院会員に推薦されるが固辞、辞退の弁は「イヤダカラ、イヤダ」。まことに変なおじさん、拍手喝采だ。

全1件中 1 - 1件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×