ジョニー・パニックと夢の聖書―シルヴィア・プラス短編集 (1980年)

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  • そこに心を許せる人がいるのに、その距離を測ることも方位を見定めることもできずに絶望する。何一つ自分のものにならない。神は不在だ。夢の創造主も予言者も信じるけれど神には祈らない。
    だから彼女は死を恐れない。死は愛の成就、孤独からの解放、空虚な現世との訣別。
    夢を叶えるために毎晩夢を見ている。眠りの底にあるのは湖だ。
    波間に哀しみと淋しさは消えてゆくだろうか。岸辺に幸せと安らぎは打ち上げられるだろうか。いつか封をして流した、清らかで美しい追憶を詰めた透明な瓶は拾えるだろうか。たとえその水が濁っていようとも。

    波音 まだ 止まないで。
    《2015.1.27》

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著者プロフィール

1932-1963年。ボストン生まれ。詩人、作家。8歳から詩を、9歳から物語を書き始め、10代から作品が雑誌に掲載される。1955年にスミス・カレッジを卒業後、フルブライト奨学金でケンブリッジ大学へ留学。1960年に詩集『The Colossus』を出版。1963年、唯一の長編小説である『ベル・ジャー』を別名のもと出版。同年、自ら命を絶つ。1982年『The Collected Poems』でピュリツァー賞を受賞。
本書『ベル・ジャー』は英米だけで430万部を売り上げた世界的ベストセラーであり、現在も多くの読者の心を掴んでいる。

「2024年 『ベル・ジャー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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