クルーイストン実験 (1980年) (サンリオSF文庫)

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感想・レビュー・書評

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  • 夢中で読んだけど結末が好きじゃなかった小説って評価に困るよね。

    人類を痛みから開放しえる新薬、不穏な反応を示す実験動物たち、少しずつ狂っていく主人公の精神世界……とそれぞれの舞台装置が良すぎるばかりに、後半の主要テーマである夫婦関係のフェミニズム的観察にあまり興味が持てず。ケイト・ウィルヘルムがフェミニズムSFの旗手の扱いなのは知ってるし、70年代に女性が受けていた差別を思えばここで描かれている独立していく強い女性像を腐す気には全くならないけど、如何せんSF的スケール観を前にすると視座が低すぎる気がしてしまうんだよな。男女逆だったとしても。

    ”サスペンスホラー・SF”というこの世に何冊あるかわからないドンズバな触れ込みだっただけに残念。というか、これに関してはサンリオの紹介文がウマすぎた気がする。ハードル上がりすぎたな。

  • 自分が男性だからなのか、フェミニズムに疎かったからなのか、途中居心地の悪い気持ちに襲われるが、SFとしてのバランスを崩したかのようにみえる後半部からかえって興味深く読むことができた。ま、でも地味な話ですなw。パートナー関係に悩むある種の人にとっては読むのが辛い作品かもしれない。

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