マーマレードの朝 (1979年) (角川文庫)

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  • 瑞々しく少し官能的な、一昔前の時代を思わせる青春小説。
    物語の流れを楽しむというよりも雰囲気に酔う感覚に近い。
    少し不思議な感じがした。
    ちょっと捻くれたというか、少し男性寄りの視点というか。
    きっと賛否両論ある作風だと思う。「時代やその場の流れに流されるのもいいじゃないか」と。
    そんなことを言われている気になってくる。
    きっといつの時代も街にはこんな人たちがいて、自由に個性的に日々を楽しんでいるのだろう。
    人生は人それぞれなんだと、今更ながら考えさせられる。
    きっと人から薦められないと出会わなかった作品だろう。

  • 久しぶりに読んだ片岡ワールド。高校生の時に読んだけど、やっぱり全然覚えてなかった。今読んでも面白い。

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