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感想・レビュー・書評
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知人が面白かったと言っていたので、手に取った短編集。タイトルの乳房になった男とそれ以外のユダヤ人(ユダヤ人社会)をテーマにした作品との間に、作者に何か変化があったように思う。
信仰の守護者が一番よかったかな。利己的な人間の嫌なところがよく分かる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「人体から独立した一個の乳房」に変わってしまった男の話。
乳房の姿をしながら必死に性欲と戦う男の姿が哀しくもおかしい。
これを読みながら「人体から独立した一個のペニス」にもし自分が変わってしまったら、と妄想した。
あまりにも怖い。
まだ「変身」のザムザのようにでかい虫に変わったほうがマシ。
異性のセックスシンボルに変わる、って何を暗示してるんだろうなぁ、ってまじめに考えたけど結局分からなかった。
まぁいっか。
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