三重露出 (1978年) (講談社文庫)

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感想・レビュー・書評

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  • ブックオフにて108円で。もう40年近く前に出た本だが、傑作の誉れ高いミステリとのことで期待して読んだ。作中作と現実のリンクを主題にした、メタ・ミステリ寄りの作風かと思ったのだが案外そうでもなく、どんでん返しというより放り投げた観のあるラストなどは、むしろアンチ・ミステリに近い気がした。それにしても、現実の起伏に乏しい進行に比べ、作中作パートでの、海外小説の翻訳という体裁を逆手に取った部類の面白さときたら! すぐに捕まる主人公の不注意っぷりもご愛嬌。冒頭、〈日本版翻訳権所有〉の見事な模倣は伊達じゃない。

  • 日本推理作家協会賞候補(18回/1965年)

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著者プロフィール

都筑 道夫(つづき・みちお):1929年東京都生まれ。十代から時代小説・推理小説を発表、その後も評論・SFと幅広く執筆。2001年『推理作家の出来るまで』で日本推理作家協会賞、02年日本ミステリー文学大賞受賞。著書に『猫の舌に釘をうて』「なめくじ長屋」シリーズ、『黄色い部屋はいかに改装されたか?』『幽鬼伝』など。03年逝去。

「2024年 『大江戸綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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