人民は弱し官吏は強し (1978年) (新潮文庫)

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  • 星新一が書いた実父 星一の話。実業家の道を邁進して柱となる星製薬を作り上げ育て上げた華やかな活動の前段は成功物語だったのだが、後段は様々な計り事に遇い苦境の連続でまさに官吏に嵌められた形となる。陰険過ぎる仕打ちだけど、政官界が絡むと有り得ることですね。淡々と父の足跡を書いてあり父へのオマージュになっていないので星新一らしいと言えばらしい のかな?

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著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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