目録規則の成立と展開 (1978年)

著者 : 高鷲忠美 ポールS.ダンキン

• 早川図書

感想・レビュー・書評

[min2flyさんの感想 · 2012年10月17日]

2012 10/17読了。いただいた本。
目録や件名、分類等の規則について、「How」ではなく「Why」、どのように取るかではなく「なぜそういった規則になっているのか」を、カッターの辞書対目録規則とそれ以後のアメリカでの展開を中心に扱う、目録の歴史書。
「なぜ～という規則になっているのか」は前からよく気になるところであり、それを毎度述べていたカッターの規則から見ていく展開がとても面白かった。
Introductionにあたる部分は特に素晴らしくて全文引用したいレベル。
折につけ読み返すかも。