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感想・レビュー・書評
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○2008/03/27
著:イェジ・アンジェイェフスキ。
フライダディ…に詩が引用されていて気になっていたので。…それにしても難しかった。やっぱり歴史関係が入ると苦手。
登場人物だけじゃなく各人の呼び名も多くて、誰が誰やらかなり混乱してしまった。最後の解説でずいぶん解決されたけども。
4日間をいろんな視点から凝縮してるから、やっぱり全場面均一に、ってのは難しかったんだろうけど、一部放り出された人たちが気になる。
”松明のごと、なれの身より花火の飛び散るとき
なれ知らずや、わが身をこがしつつ自由の身となれるを
持てるものは失わるべきさだめにあるを
残るはただ灰とあらしのごと深淵に落ちゆく昏迷のみなるを
永遠の勝利のあかつきに、灰の底ふかく
さんぜんたるダイヤモンドの残らんことを……”
ノルビット作「舞台裏にて」、作中より引用。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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