ミッドワイフの家 (1978年) (講談社文庫)

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感想・レビュー・書評

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  • 三木卓の小説は最近読み始めたばかり。
    思い切って初期の短編集を読んでみた。
    驚いたな。
    三木卓はすごい。
    今江祥智『優しさごっこ』の中途半端ないやらしさに比べると、児童文学も書いていながらここまで目をそらさず、ごまかさず見つめて性を描いているのには驚く。
    収録された三篇とも、行き場のない若者の性、すれ違う男と女、続いていく命と忍び寄る死を描いている。
    新妻との暮らしを描いた「巣のなかで」、性衝動を持て余す若者を描いた「炎に追われて」、助産婦の家で育てられた孤児を主人公にした表題作、どれも素晴らしかった。

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著者プロフィール

1935年、東京生れ。早稲田大学卒業。芥川賞、平林たい子賞、芸術選奨文部大臣賞、谷崎賞、読売文学賞、2006年「北原白秋」で毎日芸術賞、藤村記念歴程賞、蓮如賞を受賞。07年、日本芸術院賞恩賜賞受賞。

「2016年 『私の方丈記 【現代語訳付】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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