倫敦巴里 (1977年)

著者 : 和田誠
  • 話の特集 (1977年8月10日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)

倫敦巴里 (1977年)の感想・レビュー・書評

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  • 2014.6.9市立図書館
    絶版本、いつか読みたいとあこがれていたが古書でしか入手できず、ふと思いついて図書館で予約を入れたら拍子抜けするほどすぐにまわってきた。
    1960年代後半から70年代前半にかけて『話の特集』や『オール読物』などに掲載されたもじり作品集。
    川端康成「雪国」の冒頭部分をさまざまな作家の文体でもじっているのと漫画の主人公やビートルズをいろいろな画家の画風で描くのはエバーグリーンのおもしろさ。「殺しの手帖」もちょっとブラックだけれど、わかりやすい。
    「初夢ロードショー」や「兎と亀(さまざまな映画監督や役者が作ったら・・・というパロディ)」などはわたしが映画に疎すぎてそのおもしろさがぴんとこないのがざんねんだった(わかるひとにはおもしろすぎるはず)。
    そのあたりのことについて和田誠自身の的確なコメントがところどころに遠慮がちにはさまっている。

  • よくわからないけど、面白かったです。

  • その時々の風俗、流行、文学作品、映画、出来事など様々な出来事をパロディにする。
    中でも本作では「雪国」のパロディが秀逸。
    星新一、大江健三郎、つかこうへい、筒井康隆、大藪晴彦、横溝正史、司馬遼太郎など多くの文化人が、もしも彼らが雪国を書いたら?という事で、パロディ化されている。
    面白いが作者を知らない人には面白さが伝わってこない。また同様に、パロディは時間に依存するため、適切な賞味期限を過ぎると笑えない。
    自分も、映画など良くわからないネタが沢山あった。

  • 高校生の頃、和田誠のタッチを真似して似顔絵を描いたり、レタリングをしたものだ。この本はスマートで洒脱な和田誠の魅力でいっぱい。川端康成の「雪国」を様々な作家の文体模写で書き分けた作品は、ほんとうに上質なパロディーだ。

  • イラストレーターで映画監督で、平野レミのご主人でもある和田誠氏のパロディ集。たばこ「ハイライト」のパッケージデザインがあまりにも有名。 この他、フジテレビ「ゴールデン洋画劇場」のオープニングタイトルや「週刊文春」の表紙も一般的には広く知られている。星新一著作の挿絵も多数手がける。
    暮らしの手帖ならぬ「殺しの手帖」や、さまざまな著名人をいじってあそんだり。「戯作・贋作大全集」と謳う鮮やかに冴えた"モジリ"の快作。

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