サンタクロースっているんでしょうか? (1977年)

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感想・レビュー・書評

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  • 今から113年前、8歳のバージニアがパパにサンタクロースがいるのかと尋ねたら、「サンしんぶんにといあわせてごらん」といわれ、手紙を書き社説でとりあげられたという本当のお話。そのバージニアは成長して教職につき、1971年に81歳で亡くなっているが、「ニューヨークタイムズ」は「サンタの友だちバージニア」という見出しで彼女に一文を捧げ、「アメリカのジャーナリズムにおいて、もっとも有名な社説が書かれるきっかけとなった、かつての少女」と記し、その死をいたんだそうだ。教会の牧師さんが紹介してくれてこの本を読むきっかけとなったが、100年以上経っても色褪せず、子供に読み聞かせられたことを嬉しく思った。

  • 参加しているコミュニティにて紹介いただいた本。
    2回読んで、2回ともウルっと来たので、これは私の中では印象に残る本に入るのだと思う。

    なんと言っても、「目に見えるものだけがすべてではない」という真理が私の心に響いている。世界を覆い隠している幕は誰も引き裂くことはできない。信頼・想像力・詩・愛・ロマンスだけがカーテンを引きのけて、幕の向こうを見せてくれる(略)この部分が何とも言えぬ、私の想像の世界を豊かにしてくれる。

    この内容を心に留め、日々生活したいものだとしみじみと思った。

  • クリスマスになると必ず、そうでなくても時々思い返しては宝物のように思うお話です。

    バージニア・オハンロンという少女がニューヨークのサン新聞に一通の手紙を送りました。

    「サンタクロースって本当にいるんでしょうか」

    サン新聞の編集者が悩みに悩みぬいて社説でその返事を書きました。

    それはとてもとても素敵な内容で、今でもクリスマスが近づくと沢山の人に思い出され愛されています。

    「そうです、バージニア。確かにサンタクロースはいるのです。」

    目に見えるものがすべてではない。
    本当に大切なものがどんなことなのか、それを是非この本を読んで沢山の人に感じ取ってほしいです。

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