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感想・レビュー・書評
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(1987.06.29読了)(1981.07.27購入)
*本の帯より*
文化・文政・天保という太平の世にあって、戯作者・絵師・儒者・蘭学者たちの活躍の軌跡を彼らの生活の心底を通して見事に活写。
*序より*
文化・文政・天保時代は、江戸時代でももっとも江戸的な時代でした。それどころか今、日本的と言われる風俗習慣や食べ物はほとんどこの時代の産物です。二百年の平和のあげく、ようやく江戸町人の文化と生活が安定した時期で、その時成立したかなり高度というか凝ったというか、そういう文化が日本の伝統となったのでしょう。
【目次】
序 化政・天保の文化
一 滝沢馬琴 稿料生活の戯作者
二 松崎慊堂 人情深い尚古癖の大儒
三 近藤重蔵 狷介不羈の探検者
四 桂川甫賢 蘭癖の貴公子
五 歌川国貞 浮世絵界の大御所
六 高野長英 天下のエゴイスト
参考文献
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