道具の再発見―姿・かたち・機能との対話 (1977年) (ブルーバックス)

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  • JaSST 10周年記念誌の松原友夫さんの寄稿に紹介されていた本です。

    この本には、≪よい道具≫として次の6つの条件を上げています。

     その一 動くべきものは動き、動くべきでないものは動かないこと。
     その二 ただ動くだけでなしに、軽く、快く、歯切れよく、速く、機能的に動くこと。
     その三 使用者に不快感を与えず、まして傷つけないこと。
     その四 一目でわかること。
     その五 適度の芸当と遊びがあること。
     その六 愛着を持たせること。


    1977年という時代もあるのでしょうが、これらを主にヨーロッパの道具と比較し具体的に考察をしている本です。

    使用者の立場に立って、ひと工夫知恵を絞ることの大切さが伝わってきます。
    良い本に巡り合えました。

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