ぼくのBBB (1974年)

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感想・レビュー・書評

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  • 高校生の時にはじめて読んで以来もう何度読み返したことだろう。クラシック喫茶を舞台に繰り広げられる、ミューズとスノッブな作曲家と、山羊鬚の皮肉屋さんと、自称評論家のでぶっちょさんの音楽談義と恋の鞘当て。これを読んで激しくピエール・ブレーズ「ル・マルトー・サン・メートル」を聞いてみたくなったことを覚えている。今回の再読で、マーラーの第九、嘆きの歌、バレンボイム指揮のドイツ・レクイエム、バーンスタインのミサ曲、バルトークのオーケストラのための協奏曲、弦チェレ、ブルックナーの四番「ロマンティック」、モーツァルトのピアノ協奏曲27番あたりを聞いてみたくなる。荻原朔太郎の猫町を読んでみたくなる。

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著者プロフィール

東京音楽学校(現東京藝術大学)作曲科卒業。黛敏郎、入野義朗、柴田南雄らと20世紀音楽研究所を組織し、1953年エリザベート王妃国際音楽コンクール作曲部門に第7位、日本人として初の入賞。1957年から65年にかけて軽井沢、東京、大阪等で移動現代音楽祭を開催、十二音音楽、電子音楽等をいち早く取り入れ、60年代から尺八を中心に各種邦楽器の曲やオーケストラと邦楽器を組み合わせた独自のジャンルを開拓、国際的評価を得た。80年代には積極的に音楽評論活動を行い、日本アルバン・ベルク協会を設立、初代会長を務めた。90年代には埼玉県芸術文化振興財団理事長兼芸術監督としてホール企画を推進、2005年からは鎌倉に転じて長年のテーマであるベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲の分析的研究を行い、音楽之友社からの《ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ研究》(全3巻、2010年完成)に結実させた。その後はその手法で、かつてISCM国際現代音楽祭に入選し、レジデンツ・コンポーザーとしてバーデン・バーテンのブラームス・ハウスに滞在したゆかりのブラームスのオーケストラ作品の研究に集中、書き上げた後、逝去された。


「2013年 『ブラームスの協奏曲と交響曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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