北欧の民話 (1970年) (民俗民芸双書〈53〉)

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  • 岩崎美術社
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感想・レビュー・書評

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  • 数日間にわたり、ゆっくり読みました。
    スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・アイスランドの民話が収められています。
    また、それとは別に、古い物語と詩歌、それに北欧民話研究も収められており、楽しく読ませて頂きました。

    いや、本当に面白かったです。
    読んだことのある物語から、無い物語まで…
    民話を読むと、その土地の人間味を感じつつ、風景・習慣・人々などへ思いは馳せられ、好奇心はどうしても沸きます。
    山室静さんの編集による民話集ですが、山室静さんと言えば有名どころで挙げればムーミンなど、幼い頃からその訳には大変楽しく読ませて頂き、お世話になりました。
    民話1つ1つの終わりに、ちょこっと書かれてあった山室静さんによる解説は、大変興味深く読ませて頂きました。

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著者プロフィール

文芸評論家・翻訳家。1906年鳥取県生まれ。高校卒業後、代用教員等を経て、岩波書店に入社。退社後、東北大学文学部で学ぶ。雑誌「近代文学」等の創刊に参加し、日本女子大学教授をつとめる。北欧文学に造詣が深く、ムーミン童話全集をはじめ、多くの作品を翻訳し、日本に紹介した。著書に『アンデルセンの生涯』(毎日出版文化賞受賞)、『山室静著作集』(平林たい子賞)など多数。2000年逝去。

「2020年 『ムーミン全集[新版]6 ムーミン谷の仲間たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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