聖学院大学総合図書館さんの感想
2011年12月7日
近代イギリス怪奇小説三巨頭の一人、M.R.ジェイムズの全集です。 怪奇小説らしく、一話一話が短くて読みやすいです。 上巻では、考古家の怪談・続考古家の怪談として出版された話が収録されております。 見所は巻頭の挿絵にあります。『笛吹かば、現れん』人間がシーツを被ったようなお化けという非常にオーソドックスなお化けながら、非常に恐しく書かれています。 <11年12月の図書館員のオススメ> K.T