蛸―想像の世界を支配する論理をさぐる (1975年)

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  • 【目次】

    日本版への序

    序言
    用語について

    第一部 幻の発生
     Ⅰ 古代地中海地方でのたこ
     Ⅱ 「クラケン」から「超巨大だこ」へ
     Ⅲ 科学のためらい
     Ⅳ ロマン主義文学と蛸
     Ⅴ 「蛸のボズウェル」
     Ⅵ 日本における蛸
     Ⅶ 最も新しい変身

    第二部 神話の勝利
     Ⅰ 大ヤリイカ
     Ⅱ 吸盤か毒液か、触腕かくちばしか
     Ⅲ 絹のまなざし
     Ⅳ 好色さ
     Ⅴ 脅し
     Ⅵ 頭

    エピローグ
    原注ならびに訳注

    *****

  • 塚崎幹夫訳

    塚崎幹夫解説―知的蛸としてのロジェ-カイヨワ
     I 『蛸』について
    ? カイヨワの作品と思想の展望
    ? カイヨワの方法
    ? 要約

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著者プロフィール

(Roger Caillois)
1913年、フランスのマルヌ県ランスに生まれる。エコール・ノルマルを卒業後アンドレ・ブルトンと出会い、シュルレアリスム運動に参加するが数年にして訣別。38年バタイユ、レリスらと「社会学研究会」を結成。39–44年文化使節としてアルゼンチンへ渡り『レットル・フランセーズ』を創刊。48年ユネスコにはいり、52年から《対角線の諸科学》つまり哲学的人文科学的学際にささげた国際雑誌『ディオゲネス』を刊行し編集長をつとめた。71年よりアカデミー・フランセーズ会員。78年に死去。思索の大胆さが古典的な形式に支えられたその多くの著作は、詩から鉱物学、美学から動物学、神学から民俗学と多岐にわたる。邦訳に、『戦争論』、『幻想のさなかに』(以上、法政大学出版局刊)『遊びと人間』、『蛸』、『文学の思い上り』、『石が書く』など多数。

「2018年 『アルペイオスの流れ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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