不思議な少年 (1969年) (岩波文庫)

  • 岩波書店
3.75
  • (2)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 22
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • (2003.05.19読了)(2002.07.07購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    16世紀のオーストリアの小村に、ある日忽然と美少年が現われた。名をサタンといった。村の3人の少年は、彼の巧みな語り口にのせられて不思議な世界へ入りこむ…。アメリカの楽天主義を代表する作家だといわれる作者が、人間不信とペシミズムに陥りながらも、それをのりこえようと苦闘した晩年の傑作。

    ☆関連図書(既読)
    「トム=ソーヤーの冒険」トウェーン著・亀山龍樹訳、講談社、1987.07.25
    「ハックルベリー=フィンの冒険(上)」マーク・トウェイン著・吉田甲子太郎訳、偕成社文庫、1976.11.
    「ハックルベリー=フィンの冒険(下)」マーク・トウェイン著・吉田甲子太郎訳、偕成社文庫、1976.11.

  • オーストリアの田舎に3人の少年がいた。ある日現れた美少年の巧みな語り口にのせられて3人は不思議な世界へ入りこむ。その美少年、名はサタンといった―。トウェイン(1835-1910)はアメリカの楽天主義を代表する作家だといわれるが、この作品は彼の全く別の一面、暗い人間不信とペシミズムに彩られ、奇妙に人を惹きつける。


    良心をもっているのは人間だけ。
    なんとなくサタンが話していることはそうなのではと思う内容であった。
    でも、たとえ最初の行動で未来全てが決められていたとしても、自分の未来を自分で切り開く努力は続けたいと思った。

  • これはいい本

    キリスト教の思想が強いが人間としての在り方について考えさせられる

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

Mark Twain 1835年-1910年.
邦訳された自伝に、
時系列順に並べられている
『マーク・トウェイン自伝 〈上・下〉 ちくま文庫 』
(マーク トウェイン 著、勝浦吉雄 訳、筑摩書房、1989年)
や、トウェインの意図どおり、執筆順に配置され、
自伝のために書かれた全ての原稿が収録されている
『マーク・トウェイン 完全なる自伝 Volume 1〜3 』
(マーク トウェイン 著、
カリフォルニア大学マークトウェインプロジェクト 編、
和栗了・山本祐子 訳、[Vo.2]渡邊眞理子 訳、
[Vo.1]市川博彬、永原誠、浜本隆三 訳、
柏書房、2013年、2015年、2018年)などがある。



「2020年 『〈連載版〉マーク・トウェイン自伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

マーク・トウェインの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×