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感想・レビュー・書評
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んー、難しい。筆者最後の心理描写なのか。。人の存在は、周りが覚えていて初めて存在する社会的生き物。転生輪廻も関係者が居なくなれば、存在していないのも等しいということか。。。今の日本は、一度着けられた汚点を払拭出来ず、、、そのまま忘れられるのか?そういうことを言いたいのか??最後に袋小路に迷い込んだ読了感。憂国の志士であったんだなぁと。聡子は何の象徴なのか。。。難しかったです。
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これで豊饒の海を読了.すべてを楽しんで読んだとはとうていいえない.この小説自体が読者の共感というような甘い感情を拒否しているようなところがある.
そしてこの小説を好きかと問われれば,好きでないというしかない.
しかし,すごい小説.これだけの力量のある作家は明治以降でも片手で足りるくらいしかいないのではないか.4つの巻で意識的にスタイルを変えているが,この最終巻はアフォリズムがとんでもなくすごい.特に老人の本質を見通すようなものにはうならされてしまう.これだけ人生が見えて,言語化できてしまうと老いることには嫌悪しか感じなくなるのかもしれない.
慶子と透の対話以降,クライマックスまでは慌ただしいが,読者を動揺させずにはいられないようなその結末は,表面的には平穏なだけになんとも凄まじい.
あとはメモと雑感.
古本屋で100円で手に入れたこの巻は昭和四十六年二月二十五日発行の初版本だった.売り上げカードが挟まっていて,開いた形跡もなかった.印刷されてから40年.私が初めての読者であった.
すじと関係なく思ったのは,本多のように晩年に慶子のようなパートナーに恵まれるといいだろうなということ.年をとるのは大変だね. -
4月下旬読了
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