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感想・レビュー・書評
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十九歳の地図 (1974年)
(和書)2011年07月08日 21:55
中上 健次 河出書房新社 1974
この前、「柄谷行人中上健次全対話」という本を読んでこの短編が話題になっていたので読むことにしました。
初期の代表作ということで、どういう作品なのか、何が他と違っているのか、何故評価されるのか、など確認したいし、これから観ていく上にも参考になると思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図
「十九歳の地図」
1974年に発表された小説に詰め込まれたモノが現代にも通じていることに驚いたのと同時に、「そんなものか」と諦念する。
こちらと比べて「ライ麦畑でつかまえて」に感じるものはさほどなかった。
比較に出すこと適当でないのはわかっている。
十代の内に両方を読めたのはよかった。
~今いち煮え切ることができずマグマを抱えている状態~ -
青年が大人になっていく過程の中で、人生や人間というものの孤独や哀しみを知っていく姿を描く。
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