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感想・レビュー・書評
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これも一種の知的生産のための方法論と捉えてよいだろうか。頭のウォーミングアップに始まり、情報のインプット、整理、文章の作成(つまりアウトプット)までを一冊にまとめている。
視野を広げるべく専門外の情報をも積極的に取り入れることを勧めたり、文房具に関するこだわりを熱く語ったりしている章などは特に楽しく読めた。また、法則性の発見(p22)は笑い話と見せかけて我が身を振り返り反省せざるを得ない内容だった。
1973年発行のかなり古い本ではあるが、本文中に石原慎太郎や大江健三郎が出てきたのには思わずにやりとしてしまった。本書を意外と新しい本と見るべきか、それとも引用された作家たちの活動期間が長いと見るべきか……。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
題名通り、考える技術と書く技術が載っている本。『考具』と似たような印象を受けたが、もちろんこちらの方がずっと古い。両方読むと、つまり基本のやり方というのはだいたい一緒なのだなと思わされる。
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昭和40年代の本で、なかなか古い本。しかし、著者の発想法やカード、KJ法等を使った考えをまとめる技術は現代にも使われている。また、日常生活から考える力を鍛えようとする著者の姿勢は見習いたい。ちなみに私はものを書く機会があまりないので、後半の方(書く技術メイン)は結構読み飛ばしました。
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旧い本ではあるが各章において著者の主張と実例が綺麗にまとまっており著者の主張そのものが本の書き方として現れているように感じられる本。十分今で通じる観念がキラ星のようにありました。「だきこめ・なめられるな・のせろ」の説得の技術が特に白眉。
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これ読んでがんばるぞ~!(って何を)と思った頃もあったな・・・
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いつ購入したかもわからないけど、間に挟まっていたのは初任校時代の定期券。初任者の論文作成に読んだ本でもあるとは思う。
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読みやすく、また、実践してみたいことも多々載っていて、たいへん興味深かった。誠実さをもって書きたい。
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日本では、討論というのが勝った負けたの場になることが多く、自説を改善向上させる機会は乏しい。
見出しつけは本の要約に役に立つ。
英語は一番目と二番目の語を一緒に聞き取る努力をする。
見出しは動詞文でつける。
形容詞は静的なイメージ、使いすぎない。俳句のような文章がいい。
受け身を使わないと強いい文になる。
シェークスピア
言葉の効果を学ぶ
ヘミングウェイ
言葉の簡潔さを学ぶ
辞海
語の意味を当用漢字だけを使って与えることにした最初の辞書