北帰行 (1976年)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想・レビュー・書評

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  • 石川啄木を愛読する内向的な青年が啄木の足跡と自分の足跡を振り返りながら故郷へ向かう旅。
    抒情と現実。観察と実行。

    名作。

  • やっと読み終えた。旅行に行ったりして気持ちが読書に向かわず、かなり時間がかかった。

    石川啄木を絡めた構成で、興味深かった。丁寧さをすごく感じた。文章が丁寧だから読むのも必然ゆっくりになった。とろりとした液体のような印象。
    時代は戦後30年くらいで、その古い感覚も良かった。

  • 松島などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

ジャーナリスト・作家
1953年生まれ。東京大学法学部在学中に、石川啄木をテーマにした小説『北帰行』(河出書房新社)で文藝賞を受賞。朝日新聞社に入社、ニューヨーク特派員、AERA編集委員、ヨーロッパ総局長などを経て、東京本社編集局長。同社を早期退職後は、震災報道と沖縄報道を主な守備範囲として旺盛な取材・執筆活動を展開。『地震と社会』『アジアへ』『傍観者からの手紙』(ともにみすず書房)、『3・11 複合被災』(岩波新書)、『震災と原発 国家の過ち』(朝日新書)、などのジャーナリストとしての著書のほかに、中原清一郎のペンネームで小説『カノン』『人の昏れ方』(ともに河出書房新社)なども発表。

「2018年 『圧倒的!リベラリズム宣言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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