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感想・レビュー・書評
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(1980.12.31読了)(1977.01.24購入)
副題「風と砂とインカの道」
*本の帯より*
南米・アンデス心臓部の「世界最悪の場所」に挑む縦断記録
南米・アンデス山中のアタカマは、「世界最悪の場所」と恐れられる未踏の高地である。強風、砂の猛威、異常乾燥、塩湖や死火山の強烈な原色……。本書はこの凄絶な高地を、砂に埋もれたインカの道を頼りに、地質・気象・植物・民族の調査を行いながら徒歩とジープで縦断した著者を隊長とする男たちの記録である。人間の力の極限に挑む走行一千キロの旅は、現代生活で失われたものは何かという問いの中に向かって走り続ける。
【目次】
まえがき
Ⅰ 発見とはなんだ
Ⅱ 三国国境
Ⅲ 烈風の高地
Ⅳ 地上最高の活火山
Ⅴ インカ王道
Ⅵ 高地縦断
注
付記 アタカマ高地探検隊の登頂記録
アタカマ高地探検隊員の横顔
※ペルー
「インカ帝国」泉靖一著、岩波新書、1959.06.20
「アンデス教養旅行」寺田和夫著、東大新書、1962.10.30
「太陽の帝国インカ」増田義郎著、角川新書、1964.06.20
「インカ帝国を探る」ラスパイユ著・近藤等訳、新潮社、1970.10.25
「インカ帝国探検記」増田義郎著、中公文庫、1975.09.10
「アンデス一人歩き」寺田和夫著、日本経済新聞社、1977.08.23
「インカ最後の都 ビルカバンバ」エドムンド・ギエン著・寺田和夫訳、時事通信社、1977.11.25
「インカ帝国」寺田和夫著、サンポウ・ジャーナル、1978.02.25
「文明なき幸福」関野吉晴著、かんき出版、1978.02.25
「幻のインカ」関野吉晴著、立風書房、1980.11.10詳細をみるコメント0件をすべて表示