躾の時期

  • 1970年8月7日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 1970年に出版されたとは思えない程、今でも十分通用する、そして有用な普遍性のある本。子育てしている方にぜひよんで欲しい一冊です。こどもを一人の人間として尊重する、現代の流れにも通じています。


  • 独立の芽生え
     依存の時期
     長びいた依存期
     独立の要求を起こす時期
     独立した人間として待遇する
     空想の用い方
     喧嘩の処置
    独立の時期とその導き方
     どういう人間に育てるか
     自由と独立の要求
     完成を子供自身の手で
     独立の時期に根性をつくる
    独立の時期と躾
     躾は必要か
     自由と放縦
     躾のいるのはむしろ大人である
     人間の本性は善か悪か
     人間の自律性を信頼せよ
     躾の目標
     独立の時期は躾の時期
    人間は体罰では躾られない
     動物の躾と人間の躾
     躾けるものと躾けられるもの
     体罰は人間の自然に背く
     やる気を誘い出す技術
     子供は親の鏡
    独創と創造
     日本人の模倣性
     独創性をはばむもの
     空想は独創への道
    集中力と持続力
     虫を見ている子
     興味を育てること・体についた趣味
     ものをやりとげる意欲在る人間を
    『と思い込む』こと
     固定観念ということ
     親がつくった固定観念
     『と思い込んだ方向』に実現する
     行為よりも裡にひそむ能力を
     能力を認める方法
     親が変われば子供も変わる
    大空に楽しい落書きを
     意思の努力を強いる教育
     空想の中に楽しさがあれば疲れない
     意欲をそぐもの
     連想ということ
     連想の方向と体の中の働き
     連想を方向づける法
     不健康への連想
     繰り返しの逆効果
     心に入る言葉
     思い浮かべたことを続かせる法
     家庭に於ける潜在意識教育
     連想のはたらきのはやい体癖
     空想の内容と体癖
    色と体の働き
     白を怖がる子
     白い色に対する生理的感受性
     体を心は一つもの
     心に及ぼす体の影響
     生理状態と色との関連
     紫に敏感な体、白に敏感な体
     呼吸器に異常のある体
     呼吸器異常と白に対する不安感
     白からの連想を確かめる
     愉気は人の心を和やかにする
     潜在意識教育は個人を理解することから

  • 『無垢の力』で紹介されている。

  • 初めて行った図書館でみつけた。泣きながら読んでいる。

  • もう何度めだろう。子供もいないのにこの本を読むのは。
    というのも、子育てとは別にしても、野口さんの仰ることは
    たいへんためになり、教育論はそのまま自分自身に活かせる。
    観念的過ぎず、ハウトゥーに走り過ぎず。何度も読んで教訓
    にしたくなる。

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