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感想・レビュー・書評
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「恐慌」を題材にする岩波新書に、川崎巳三郎『恐慌』というのがあった。岩波新書が復興し23冊目に選ばれたことを知って、恐慌が第二次世界大戦の起因であったと理解した点でもあった。
川崎著が世界恐慌の発生源を分析したのに対して、長幸男『昭和恐慌』は、世界恐慌に誘発された日本の農村社会、とりわけ地主制の行き詰まりと財閥のバブル後の破たんという点が印象的であった。
実は、読み終えて久しくなるが、印象としてなにげなく承知している。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
40年近く前の刊行だが、分析視角、問題意識とも全く古びてない。
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