宇野弘蔵著作集〈第9巻〉経済学方法論 (1974年)

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  • 理論を、原論,段階論,現状分析という3段階に分けることにより、
    抽象度や時間の流れを吸収しようという仮説に基づいている。

    問題は、それぞれの理論の接続点における不連続性だろう。

    数学的には,不連続な点であっても同じ値を取れば,境界条件としての価値がある。
    他の学問において、不連続な点をどのように扱うとよいかの定式化はそれほど進んではいないのではないだろうか。

    原論はミクロ理論で、段階論はマクロ理論と考えてもよいかもしれない。
    原論が周波数領域で、段階論は時間領域と考えるとよいかもしれない。

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