治療の書 (1969年)

  • 整体協会出版部
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感想・レビュー・書評

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  • P34より。
    「眠りは目覚める迄眠りおるが自然也。目覚むれば起きる也」

    「働くは快き也。疲るる迄働くこと自然也。」

    ようするに、
    働くのは気持ちいい。疲れるまで働くのが自然。
    働かねばならないと思い込んでいるがゆえに
    働くことが負担となり、休みを要求するんだよ。
    休むことの快は働くことの快に及ばないのが常。

    働くことが苦になって、休むことが楽になるのは
    働くことが自然でない、ということ。つまり、
    働かねばならないと考えて、働きたい要求で
    働くということを忘れているからだよ。

    これで十分評価が5です。

  • 「治療術と言う事は何かをする事だけでは無くて、何もしない事も治療術なのである…」

    「習った事を習ったように繰り返す人々は記憶の樽なり。治療家に非ず。」

    学んだ知識を、色んな本を買って読んだり…
    セミナーに行ったりしたあとは使ってみたくて
    しょうがなかったんですけど…

    でもそんな上手い具合に効果が出ることってあまり無いんです。

    あとで結果良かったなと感じるのは
    この方をどうやったら楽に出来るか?って
    私心なく考えられた時ですよね。


    「自分のこともとより大切なり。されど磨きし技をいついかに用いるかと言う事心得ることはもっと大切なり。」

    冷静な不断の観察が大事と言っておられます。
    メンターとして尊敬できる数少ない治療家です

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