自然界における左と右 (1971年)

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感想・レビュー・書評

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  • 右と左、カイヨワの「反対称」でこの違いの意味を意識するようになったが、その後生物(分子レベル)の世界ではその違いが圧倒的な意味を持っていることを知り、タイトルを見たその場で本書を手に取ったことを憶えている。
    偶然でしかないのだろうが、生物は片方(右か左かは人間が後から決めたことなのだが)の世界にしか住んでいない。
    ここではそれを含め、とても面白く説明してくれた。
    もし地球の自転が逆回転だったら、生物も鏡の向こうの世界のようだったのだろうか…今、向う側の人も同じことを考えているのかもしれない♪

  • ☆対称性。左右逆にならない鏡で、上下がさかさまに映る。
    (類)社会地球化学、海の物理学、数学の歴史、シンメトリー

  • 数学パズルの紹介にかけては一流。
    専門は数学ではないので、内容に期待するというより、話題の紹介の上手さが命。

    本書も、その文脈で読むとよい。
    自然界における左と右には、地球の回転のように、一方向しか存在しないものもある。

    均衡と不均衡の理解の出発点になるかもしれない。
    期待するのはあくまで話題提供である。

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