女生徒 (1968年) (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
4.17
  • (7)
  • (0)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 49
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • "明日もまた、同じ日が来るのだろう。
    幸福は一生、来ないのだ。それは、わかっている。
    けれども、きっと来る、あすに来る、と信じて
    寝るのがいいのでしょう”

    太宰治は女の気持ちが
    よく分かる人だったのかと思いました。

  • 短編集 女生徒のみ 読了
    思春期の女性の感情の動きがこうも手に取るように分かるなんて
    今まで 推薦図書などで 走れメロスや人間失格しか知らず
    太宰治作品を手に取らなかった人生を後悔した。

  • 色んな女が、独白の形式で以って、思うことをつらつらと呟いていきます。
    この本を読んでいると、他人の噂話を聞いているような、或いは他人の心の深淵をこっそり覗き込んでいるような類の快感がありました。

    「少女のままで死にたくなる」、そのような女生徒がいるならば、わたしはその子を抱きしめて、空の綺麗な部分だけ見せるようにして、決してその眼を濁らせまい!

    「ああ、汚い、汚い。女は、いやだ」

  • (メモ:中等部3年のときに読了。その後、購入。)

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1909年(明治42年)、青森県金木村(現五所川原市)生まれ。本名、津島修治。東大仏文科在学中に非合法運動に従事し、やがて本格的な執筆活動へ。35年、「逆行」で第1回芥川賞の次席となり、翌年には処女作品集『晩年』を刊行。以後「走れメロス」「斜陽」など多数。

「2018年 『津軽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

太宰治の作品

ツイートする