女生徒 (1968年) (角川文庫)

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感想・レビュー・書評

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  • 短編集 女生徒のみ 読了
    思春期の女性の感情の動きがこうも手に取るように分かるなんて
    今まで 推薦図書などで 走れメロスや人間失格しか知らず
    太宰治作品を手に取らなかった人生を後悔した。

  • 色んな女が、独白の形式で以って、思うことをつらつらと呟いていきます。
    この本を読んでいると、他人の噂話を聞いているような、或いは他人の心の深淵をこっそり覗き込んでいるような類の快感がありました。

    「少女のままで死にたくなる」、そのような女生徒がいるならば、わたしはその子を抱きしめて、空の綺麗な部分だけ見せるようにして、決してその眼を濁らせまい!

    「ああ、汚い、汚い。女は、いやだ」

  • (メモ:中等部3年のときに読了。その後、購入。)

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