- Amazon.co.jp ・本
感想・レビュー・書評
-
吉本隆明氏から、オレの名前入りのサインをしてもらった本。
オレはサインを貰うために、この表紙のデザインの箱に入った新しい『共同幻想論』をわざわざ買ってきて、仕事で吉本氏に会う父に、サインしてもらえるよう頼んだ。
「サインと一緒に、この名前を書いてください」と父が言ったら、隆明氏は、当時、目が悪くて、そのメモに眼をグーッと近づけて、それから、ニッコリ微笑んで、サインしてくださったそうだ。
お父さん、ありがとう。
吉本隆明さん、ありがとう。
大事な1冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(1969.05.25読了)(1969.03.01購入)
*角川文庫解説目録より*
国家とはなにか、国家は自分とどう関わっているのか。誰もが一度はとらえどころのない国家のイメージを巡って思い惑う。日常的生活空間と遠く隔たった異空間を包含するこの厄介な代物に、見事な論理的照射を当てて、裸の国家を露呈させる。世界が異なった色合いで見えてくるに違いない書。
【目次】
序
禁制論
憑人論
巫覡論
巫女論
他界論
祭儀論
母性論
対幻想論
罪責論
規範論
起源論
後記 -
学生時代に夜を徹して読みました。懐かしい。この本は読み手の解釈次第ですね。 RT @KinoShinjuku: 吉本「BRUTUS」の中には、『共同幻想論』<http://bit.ly/bdivmj> の一部を徹底解説した…
-
108
-
高校生の時に「背伸びして読んだ本」ナンバー1。当時は殆ど理解できませんでした。最近読み直したら、これは一種の国家論なんですね。少しはわかりました、昔に比べたら。
-
200706