地球最後の日―他二篇 (1967年) (角川文庫)

著者 : コナン・ドイル 永井淳

感想・レビュー・書評

[香具師山啖呵堂さんの感想 · 2021年4月23日]

【分解機（物質分解機）】大英帝国　ＶＳ　大ロシア帝国！　科学者による代理戦争！

　悪の科学者テオドール・ネーモル登場！
　シャーロック・ホームズにモリアーティ教授がいるように、チャレンジャー教授にはこのテオドール・ネーモルがいるのです！
　消すか、消されるか！？宿命のライバル対決は意外な結末に！！
　倫理学上の問題・課題に「トロッコ問題」というのがありますが、本作品の結末は「分解機問題（ネーモル問題）」として長く議論されることでしょう。
　　https://sfklubo.net/the_disintegration_machine/
　　https://sfkid.seesaa.net/article/481119793.html

著者プロフィール

アーサー・コナン・ドイル（1859—1930）
イギリスの作家、医師、政治活動家。
推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。
「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。

「2024年 『コナン・ドイル⑥緋色の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」