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感想・レビュー・書評
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SFって、こんなことまで書けるんだ。
そう思った。
それまでもSFは読んでいましたが、ヴェルヌやウエルズ、「火星シリーズ」や「スカイラーク・シリーズ」、「レンズマン・シリーズ」、「宇宙大作戦」あたり。まあ、オーソドックスな古典的SFでしょうか。もちろん、それらも楽しかったのですが。
でも、この本を読んで、SFってこんなことまで書けるんだとびっくりしました。
良くも悪しくも文芸的なって感じで、感性が研ぎ澄まされる思いがした。
SFというジャンルを見る目が大幅に変わりました。というより、けっきょくのところ、純文学もファンタジーもSFも、そんなジャンル分けなんてホントは必要ないんだと認識できたというか。
シリーズはこの巻しか検索できなかったので、とりあえずこの巻に書いておきます。
同じ編者の『SFベスト・オブ・ザ・ベスト』(上下)…東京創元社・創元推理文庫も別途追加しておこう。
どの巻だったかは忘れてしまいましたが(家で調べたらすぐわかりますが)、光を透過するのにものすごく長期間かかるガラスが開発されていて、それを窓にはめたかつての我が家にある男が数十年ぶりに行き、ガラスにうつるかつての・・・・
という作品がいちばん好きでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示