にんじん (1966年) (旺文社文庫)

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感想・レビュー・書評

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  • 主人公にんじんの生活を母から子への陰惨な虐待、子供の残虐さを中心に描いた作品。文章は読みやすいけれど、内容が辛くて、虐待を止めない家族にイライラして、読み終えるのに時間がかかりました。解説を読んでフランスとの文化の違いもあることは分かりましたが、それを差し引いてもこの虐待とそれに対する周囲の無関心さは度が超えている気がします。にんじんの残虐さを、止めるでもなく見世物扱いして助長しているのがまた酷いです。でも「葉っぱの嵐」の自然描写は素晴らしく、ここまで書ききった作者の力量を感じさせられました。この作品は好みとは言えませんが、親と子のありかについて考えさせられるという面では力作だとは思います。作者の明るい作品は読んでみたいです。

  • これもまた「名作ぐらい読んでおかなくては」で読んだ作品。
    そしてやっぱりどこが面白いのかさっぱりだった。

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