香華 (1965年) (新潮文庫)

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  • 根本に、「他人とはどうにもならない、どうしようもないモンである」というのがある。

    そのどうにもならない、どうしようもない他人が、母であればどうか。母であるからこそ、どうにも遣る瀬無い、つかず離れず、憎んでも憎みきれずに生きる女の一生。

    …なのだが、「母に共感を覚える」→「結局母はホントに自分のことしか考えてない」→「悲しむorキレる」という流れが多少ワンパターン化している。まあそれが逆にいい、かもしれない。

    祖母が言われたのとそのまま同じように、母に「それ、嫉妬(へんねし)と違うかいし」と言われてしまうシーンは圧巻。


    それが仮初のものであれ、小説を通じて他の人間の一生を「追体験」してしまうこと、目の前にあらざる世界を一度「生きてしまう」ことは、やはりとてつもないことである。

  • めぐから借りて。
    同性の親だから、憎くてでも憎みきれない、みたいな感じは分かる気がする。
    郁代はすきじゃないけど、でも憧れる、ような気がする。
    花柳界って憧れたなぁ・・・
    (08/04)

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