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人間の尊厳と戦争の本質について深く考えさせられる一冊です。著者は、ナチス占領下のパリで非合法の文学新聞を発行し、捕虜としての辛い体験を通じて「戦争とは人間の尊厳を奪うものである」と訴えています。彼の言...
感想・レビュー・書評
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ナチスの占領下にあって、
パリで非合法の文学新聞「フランス文学」を発行しつづけた
クロード・モルガンの本「人間のしるし」。
この本は彼がドイツの収容所で捕虜となった1941年から、
その体験をつづった手記です。
モルガンはこの中で、
人間に対しての深い洞察を加えながら、
「人間というものは、愛すべきものである、、、」
と淡々と、しかも熱く
書き綴っています。
モルガンは自らの体験を通して
「戦争とは人間の尊厳を奪うものである」
と言っています。
本来は自由で闊達で、
楽天的で陽気な人間たちをして、
その尊厳を奪い、
貶めていく「戦争」というもの本質をズバリ書いています。
訳者の石川湧さんは後書きで次のように書かれています。
「ユマニテ共通の敵ナチ主義の亡霊が、
衣装を着替えて再現する気配のただならぬ今、
モルガンの果たす役割はますます大きいものがあるばかりでなく、
われわれの日本においても、
かれらの態度に学ぶべきところがすくなくはあるまい。」と。
この文を書いたのはなんと1951年、今から50年以上前のことです。
今、私たちが生きている事の喜びと共に責任を感じる本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人を信じ、思想のために自分の限りを尽くすこと。その状態が、人間として生きることなのでしょう。
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