kaizenさんの感想
2011年6月17日
時代背景が分からないと、内容を汲み取りにくいかもしれない。 1943年のアメリカ合衆国最高裁での、 国旗への敬礼を拒否して退学になった 子供の父親と教育委員会との争いでの裁判で、 父親が勝訴したという紹介がある。 そのまとめとして、本質的な自由は、とるに足らないことに対する自由ではなく、 現存秩序の根幹に触れることに対する意見の相違を認めることであるというくだりがある。 教育は、その違いを認め合った上で、何ができるかを考えることだと理解した。