愛と悩み―ニーチェの言葉 (1960年) (現代教養文庫)

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  • 「結婚生活に入るときに、こう自問してみるべきだ。『おまえは、この女と年をとるまで具合よく話ができると思うか?』と。結婚生活における他の一切は一時的だが、一緒の時間の大部分は対話に属する。」【長い対話としての結婚生活】の一節。

    それ以外にも、「私と多少とも関係のある人々に、私は苦悩・寂寥・疾病・不遇・屈辱を望む。(中略)なぜなら、ある人間が価値を持つか否かを今日証明しうる唯一の事柄を私は彼らのために願うからである。すなわり、耐え通すということ。」

    「どれだけ深く悩みうるかということが、ほとんど人間の位階を決定する」など、ニーチェのいろいろな言葉が紹介されている。

    それぞれ、みなさんに刺さる言葉もあるでしょう。

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著者プロフィール

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(Friedrich Wilhelm Nietzsche)
1844年10月15日 - 1900年8月25日
ドイツの哲学者、古典文献学者。近代がはらむ問題を一新に受け止め、古代以来の哲学との対決に挑み、実存主義の先駆者、生の哲学の哲学者として知られる。その思想は20世紀に続く様々な思想に衝撃と影響を与えた。
代表作に『悲劇の誕生』『道徳の系譜』『ツァラトゥストラはこう言った』『善悪の彼岸』など。

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