潮騒 (1955年) (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 7
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感想・レビュー・書評

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  • 三島由紀夫2作目だったけどこういうロマンチックなイメージなかったから少し驚いたー!

  • 短くてハッピーエンド

  •  この質実でありながら爽やかな青春恋愛小説を、他ならぬ三島由紀夫が書いたという事実になんだか謎の感動を覚えてしまった。

     特殊なフェティシズムなどはなく、古来ごく当たり前に賛美されてきた肉体美、自然美を率直に希求していて、眩しいほどに鮮やか。プラトニックな関係性のなかでときどき危うげに立ちあらわれる官能的な描写にドキドキした。

     古典の翻案らしくいかにも王道のストーリーで、そんなことも知らず「この二人はどのように引き裂かれるのか」と固唾を呑んで読んでいたため良い意味で裏切られる形になった。読後の爽快感がたまらない。

  • (1966.03.31読了)(1966.03.31購入)
    内容紹介
    文明から孤絶した、海青い南の小島――潮騒と磯の香りと明るい太陽の下に、海神の恩寵あつい若くたくましい漁夫と、美しい乙女が奏でる清純で官能的な恋の牧歌。人間生活と自然の神秘的な美との完全な一致をたもちえていた古代ギリシア的人間像に対する憧れが、著者を新たな冒険へと駆りたて、裸の肉体と肉体がぶつかり合う端整な美しさに輝く名作が生れた。

    ☆三島由紀夫さんの本(既読)
    「愛の渇き」三島由紀夫著、新潮文庫、1952.03.31

  • 高校2年生/図書館にて
    913.6
    4186

  • 三島由紀夫はこれが初めてだったけど、面白かったです。
    読みやすくてかつ文章が非常にエロチック。描写の仕方が非常に面白かったです。

  • もっとも秀逸なのはそのタイトル。一冊をとおして波の音がきこえるような筆致。

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著者プロフィール

三島由紀夫(1925.1.14~1970.11.25) 小説家、劇作家。
東京生まれ。学習院時代から文才を注目され、1944年、東大入学と同時に『花ざかりの森』を刊行。47年、東大卒業後、大蔵省に勤務するも、翌年辞職。49年、『仮面の告白』で新進作家として地位を確立。『金閣寺』『鏡子の家』『近代能楽集』など、強固な美意識で彫たくされた作品を発表。海外での評価も高い。68年、楯の会結成。『豊饒の海』の最終回を書き上げ、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地東部方面総監室に立てこもり、割腹自決。

「2017年 『告白 三島由紀夫未公開インタビュー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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