牡丹灯籠―怪談 (1955年) (岩波文庫)

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感想・レビュー・書評

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  • 勧善懲悪もこれだけ徹底するとうそ臭いとかそんなの気にならなくなる。
    時代劇を見たように読後スッキリ気持ちいい。

    飯島平左衛門、懐深くて素敵〜

    半蔵に殺されたおみねさんが
    店の奉公人にとり憑いては「貝殻骨から胸のところまで(以下略)」のところ
    おますさんまではいいけど次が番頭でその次が小僧って・・・・
    みんな女言葉でなよっとしてたりして。
    うっかり想像して吹き出しました。
    このシーンだけ私の中では吉本新喜劇です。
    ・・・・・・ここって笑いどころですよね?え、違う?

    ところで私、小説はいつも脳内で映画のように画像や音声がつくわけですが
    お国の声は最初から最後まで

    ドロンジョ

    でした。
    (09.08.07)
    ------------------------------

    図書館(09.08.06)

  • 牡丹灯籠は知っていたのですが、
    噺家さんが作ったものだとは知りませんでした。
    話すのが基本なので、
    まず文体が違うのが新鮮。
    もしこれが小説として作られたのであれば
    突っ込みたい文章が多々あるのだけれど、
    これはそういうことは問題ではないんだよねえ。
    うーん、新しい世界だなあ。

    一度誰か噺家さんが話しているのを聞いてみたい。

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