世界文学全集〈第39〉異邦人・ペスト・転落・誤解 (1960年)

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  • 異邦人。
    初めて読みました。
    周りは不条理…だけど主人公は一貫して淡々としており、何故糾弾されねばならないのかわからんところは不条理…。
    もっかいよまないと焦点もわからないーでも主人公の後半の独白好きです。
    色々なことを放棄するほどのショック、それほどの執着が母に対してあったのかどうか。あったのだとしたら…。うーむわからない。

    あと…じいさんの犬の扱いに切れかけたけれども、じいさんもじいさんなりに…というところに泣けまして。ならもっと扱いどぉにかしろや!!と。
    てーか迷子になった時の動物の処置…戦前のえーとどこアルジェリアと比べて日数しか変わってない現代日本ってどうなのよ、とこちらにも絶望。

    もっとすごくお堅くて難しいものだと思ってましたが、
    ファビアンに似ている気がして、フランス組曲的戦前の素敵生活の匂いがして素敵でした。

  • 異邦人だけ読んだが 衝撃的だった。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000JB4NNK
    ── カミュ/窪田 啓作・訳《異邦人・ペスト・転落・誤解 1960‥‥ 新潮世界文学全集 39》
     
    http://q.hatena.ne.jp/1257773289#c165025
     
     慎重文庫より ~ 鳩山家の一族 ~
     
    ── 今日、ママが入院した。もしかすると、面会謝絶かも知れないが、
    私や妻や弟にはわからない。── 鳩山 由紀夫《宇宙人 20091201》
     
    ── 今日、ママンが死んだ。もしかすると、昨日かも知れないが、私
    にはわからない。── アルベール・カミュ/窪田 啓作・訳
    《異邦人・ペスト・転落・誤解 1960‥‥ 新潮世界文学全集 39》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/B000JB4NNK
     
    (20091203)

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