プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神〈上巻〉 (1955年) (岩波文庫)

制作 : 梶山 力  大塚 久雄 
  • 岩波書店 (1955年発売)
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プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神〈上巻〉 (1955年) (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • かの有名な、ウェーバーさんの本。経済学や社会学はちんぷんかんぷんなので、読むのはなかなか根気が必要でした。使われている漢字が古かったり、そこも骨の折れるところ。ママンが大学生の頃に講義で使ったものを譲られて、せっかくなので読んでみました。

  • ウェーバーは、マルクスとは正反対に、「経済構造が上部構造を規定する。」のではなく、新教徒の精神が資本主義を発展させたと考える。その証左として、所得税の課税額はカトリック信徒よりよりプロテスタント信徒のほうが多く、職業技術を学ばせる学校に通わせるのは、やはり新教徒>旧教徒である。
    ドイツは新教徒がおおく、従来のカトリックより、その職業を氏名として捉え、励むとウェーバーは解説する。たしかにルイ14世は、アンリ4世が発令したナントの勅令を廃止した。これによってフランスでは、商人や職人がフランスから立ち去り、経済の発展が遅れたという話はある。
    ただし、そのプロテスタントの精神は本来禁欲的であり、その精神が内面的に資本主義の精神(営利を積み上げようとする欲求)とは正反対であるものの、偶然として生まれたとする。
    もっと深い意味は、下巻にて検討してみる。

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