雪に生きる〈中,下〉 (1955年) (山渓山岳新書)

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  • 山と渓谷社
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著者プロフィール

猪谷六合雄(いがや・くにお)
自然ととも生き、生涯を暮らしの工夫と精進に費やした。日本スキーの草分け、先駆者と呼ばれ、長男の千春を冬季オリンピックの日本人初、さらに現在においてもアルペンスキー種目唯一のメダリストに育てあげる。明治23年(1890年)に群馬県の赤城山で旅館を営む家に生まれた。生来の手先の器用さに加えて、なんでも自分で作ろうとする好奇心と情熱のかたまりのような人物で、ジャンプ台、ゲレンデ、スキー金具、練習方法、毛糸編みの靴下の開発などから、家族の住む山小屋や薪ストーブなど生活用具の数々まで、独学で習得した知識と経験を活かして、身のまわりのあらゆる物を自作した。趣味の絵画や写真の技量は素人の域を超えており、文筆活動も精力的にこなした。71歳で自動車の運転免許を取得し、自ら改装したキャンピングカーの車内で生活しながら全国を旅した。明治、大正、昭和を生きた20世紀の傑物。昭和61年(1986年)死去、享年95歳。
交遊関係は幅広く、高村光太郎との家族ぐるみの付き合いや志賀直哉、里見弴、柳宗悦ら白樺派との交流もあり、皆それぞれの猪谷六合雄を文章に残している。六合(りくごう)とは、天地と東西南北の六方、つまり全宇宙という意味もあります。

「2021年 『新版 雪に生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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