はつ恋 (1952年) (新潮文庫〈第478〉)

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  • 「作者自身の一生を支配した血統上の呪い」カバー裏の説明が気になって、ブックオフで買いました。切ないよりももっと深く、痛々しくて、胸を衝かれました。恋をした気持ちと背景描写がリンクしていてとてもきれい。

  • ヘビーな初恋ですが、回想の形だからか独りよがり感がなかった。その分、美化もされているかもしれないけれど。ロシア文学・ドイツ文学など、寒い国の作家の描く作品は、内なる情熱がすさまじく素敵ですね。ラテンアメリカの直情的なパッションも大好きですが、あれらとは全く異なるこの魅力。
    ものすごい余韻。

  • 所持。読了。
    話の展開は解ったけれど心情が解せない。主人公の気持ちやら周りの人らの気持ちを理解するのは、こういう感じの恋を知らない自分には難しいようだ。知ったような気がしてから改めて読みなおせば、感想もまた違ったものになるかもしれない。

  • これも一種のエディプス・コンプレックスなのかね。初恋の相手が父親の愛人だったとか、どんな悪夢だ。
    中学生の時にはじめてこの本を読んで、「恋って気持ち悪い」と感じたのは忘れられない。
    彼は結局、両親の影響から自由になれなかったんだ。
    文体は美しい。

    『けむり』を読みたい。

    シルレル『群盗』
    プーシキン『グルジヤの丘の上』『流浪の民』

  • 一人の少年の恋を描く物語。
    恋の激情をこれでもかと描写しています。

    最後に、恋とは何なのかについて主人公が気づく部分が他の恋愛作品にはない部分で、おもしろかったです。

  • なつかしー。
    でもやっぱり好き。
    ロシア文学はなんだかんだ、海外でかなり上位。

  • [第72刷]昭和61年6月10日

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